薬学生の就職活動において、近年大きく変化していることがあります。
それは、「どこで働くか」ではなく、「どんな薬剤師になれるのか」を重視する学生が増えていることです。
薬学むすびが大宮で開催した「現場の1ページ」でも、この考え方を中心にプログラムが設計されました。
各企業は単なる会社説明ではなく、
「3年後にどのような薬剤師を目指せるのか」
「どのような教育を受けられるのか」
「どのような患者さんと関われるのか」
をテーマに、薬学生向けの体験型ブースを展開しました。
結果として、各ブースは大盛況となり、多くの学生が積極的に質問をしていました。
また、当日は日本薬科大学の井上教授にもご参加いただき、「素晴らしいイベントですね」と評価をいただきました。
現在の薬学生は企業規模や知名度だけではなく、自身の成長環境や働くイメージを重視する傾向があります。
そのため中小薬局においても、
・どんな薬剤師を育成したいのか
・どんなキャリアを描けるのか
・どんな地域医療に貢献できるのか
を明確に伝えることが採用成功の重要なポイントとなっています。
今回のイベントを通じて改めて感じたのは、学生が求めているのは求人票だけでは分からない「現場のリアル」だということです。
実際の薬剤師との対話やロールプレイング体験は、企業理解を深めるだけでなく、学生自身の将来像を考えるきっかけにもなります。
薬学むすびでは今後も、薬学生・大学・薬局・病院をつなぐ場を創出しながら、地域医療を支える薬剤師の育成と、中小薬局の採用支援に貢献してまいります。
薬学生の未来と薬局の未来をつなぐ取り組みとして、これからもさまざまな学びの機会を提供していきます。